60代がクラウドワークスで継続案件を取るまでの現実|100件応募して分かったこと

甘くなかった。

想像していたより、ずっと。

60代でWebライターを目指すと決めた時、周りには笑われました。

「今さら何を」と。

それでも副業として動き始めて2ヶ月、クラウドワークスで100件の応募をした現実を正直に書きます。

きれいごとは書きません。

数字も、失敗も、気づきも、すべてそのままお伝えします。

60代がWebライターとしてクラウドワークスを始めた理由

なぜ60代でWebライターを選んだのか。

動機を正直に書きます。

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定年後に「表現する仕事」を選んだ

仕事を離れ、時間ができた時に考えたのは「これからは自分のために生きる」ということでした。

これまで28年間、アジアの雑貨を仕入れるバイヤーとして各地を歩き回ってきました。

インドの路地裏、タイの問屋街、ネパールの雑貨屋。

そういう場所で出会った人やモノを、文章にして残したい。

表現したい。

そう思った時、Webライターという選択肢が自然に浮かんだのです。

バイヤー経験がライターに活かせると思った

商品の魅力を伝える文章、取引先への提案文、SNSでの発信。

EC運営の現場では、文章を書く機会が常にありました。

その経験があればクラウドワークスでも戦えると思っていた。

ところが現実は、想像とはかなり違いました。

「書けること」と「仕事として採用されること」は、全く別の話だったのです。

最初の2ヶ月で100件応募した現実

クラウドワークスで100件応募のアイキャッチ

数字を公開します。

きれいな数字ではありませんが、これが現実です。

応募100件・採用5件・打率5%という現実

2ヶ月間の全記録です。

・応募:約100件
・単発採用:4件
・2次課題テスト落ち:1件
・継続案件:1件

打率にすれば5%。

100件のうち95件は、返事すら来ないか、不採用通知のみ。

こういう数字を公開しているシニアライターのブログは少ないと思いますが、これが60代がゼロから始めた時の現実です。

ちなみにクラウドワークスの公式調査では、シニアユーザーの約6割が「空き時間を利用して収入を得られた」と回答しています。

始めれば何かしらの収入にはなる。

ただし、まとまった仕事を取るまでの道のりは決して平坦ではありません。

2次課題テストまで進んで落ちた時は、さすがに堪えました。

書類選考を通過したのに、という悔しさ。

提出した原稿を何度も読み返しながら、自問しました。

どこが足りなかったのか、何が刺さらなかったのか。

正解は分かりませんでしたが、自分なりの答えを見つけて改善するしかない。

不採用は次に繋がる糧だと今は思っています。

返事すら来ない日々に何度も手が止まった

1時間かけて書いた提案文が、読まれもしないかもしれない。

そう思うと、正直手が止まりそうになりました。

クラウドワークスを開くと、1つの案件に何十人もの応募者がいます。

実績ゼロの60代が、その中に埋もれていく感覚です。

それでも動き続けました。

バイヤー時代に学んだことが一つあるとすれば、動かなければ何も始まらないということだったからです。

案件が取れない理由に気づくまで

壁に貼られた青いテープの矢印

応募を重ねながら、少しずつ見えてきたことがあります。

なぜ採用されないのかという問いに、ある日答えが出ました。

提案文で自分のことばかり書いていた

最初の頃の提案文を読み返すと、今では恥ずかしくなります。

「28年のバイヤー経験があります」「ECで文章を書いてきました」

自分のことばかりを並べていた。

それが間違いでした。

クライアントが知りたいのは、あなたの経歴ではありません。

どれだけ輝かしい過去があっても、クライアントの案件に直結しなければ意味がない。

そのことに気づくまでに、かなりの時間がかかりました。

クライアントが知りたいのは「どんな記事が上がるか」だけ

あなたに頼むと、どんな記事が納品されるのか。

それだけです。

提案文はアピールの場ではなく、クライアントの不安を取り除く場だと気づいた時、少しずつ採用率が変わってきました。

提案文を変えてから採用率が変わった

鉛筆と鉛筆削り

気づいてからは提案文を根本から書き直しました。

変えたポイントは2つだけです。

自己PRより「あなたの役に立てること」を書く

「私はこういう人間です」という自己紹介をやめました。

代わりに「この案件で私が提供できる価値は何か」を最初に書くようにしました。

クライアントの募集要項を読み込み、求めているものを理解した上で提案する。

当たり前のことですが、最初はそれができていなかったのです。

提案文の書き方を変えてから、返信率が明らかに上がりました。

採用される確率も、少しずつ改善されていきます。

EC経験という専門性を前面に出す

「28年のバイヤー経験」という書き方をやめ、「EC運営の現場で商品説明文や提案資料を書いてきた実務経験」という表現に変えました。

同じ経験でも、ライターとしての文脈で伝えると、クライアントへの刺さり方が全く違います。

60代の強みは経験の量ではなく、その経験をどう言語化するかにあるのです。

継続案件を1件掴むまでにかかった時間

壁に書かれたto be continued 継続の文字

100件応募してようやく見えてきた景色があります。

100件目あたりでようやく長期契約

「長期でお付き合いをお願いします」という言葉をいただいたのは、100件前後の応募を重ねた頃でした。

最初の継続案件を手にするまでに、約2ヶ月かかったことになります。

早いとは言えません。

ただ、諦めずに動き続けた結果だとは思っています。

2ヶ月前の自分に伝えるとしたら、「続けていれば、景色は変わる」という一言だけです。

最初の継続案件はWebライターではなくECディレクターだった

正直に書くと、最初の継続案件はWebライターとしての案件ではありませんでした。

私が長年培ってきたECディレクターとしての経験を買われた案件です。

ライターとして取れたわけではない。

それでも、クラウドワークスにまともな案件が存在するという確信を得られたことは大きかった。

次のステップへの足がかりになりました。

60代がクラウドワークスで生き残るための3つのコツ

パソコンでシニアブログを書く

2ヶ月間の経験から導き出した、60代ならではのコツをまとめます。

経験値を「専門性」として言語化する

60代には若い世代にはない経験があります。

ただし、その経験は「言語化」しなければ伝わりません。

「長年の経験があります」ではなく、「○○の現場で△△をしてきました」という具体的な表現が必要です。

自分の経験をライターとしての文脈で言い直す作業が、最初の大仕事になります。

数を打ち続けることが唯一の正解

採用率が5%なら、20件応募して1件取れる計算です。

1件取れるまでに20件の不採用がある。

それが現実です。

落ち込む必要はなく、単純に数の問題だと割り切ることが大切だと感じています。

バイヤー時代、交渉が流れることは日常でした。

立ち上がって次へ向かうしかない。

それと同じことだと今は思っています。

折れない心がいちばんのスキル

Webライターに必要なのは文章力だと思っていました。

でも最初に試されるのは「心」です。

返事が来ない、採用されない、その繰り返しに耐えられるかどうか。

60代でゼロから始める覚悟があるなら、それだけで十分なスキルを持っていると思います。

まとめ|60代からでも継続案件は取れる

両手に持った目が出た植物

100件応募して、継続案件を1件掴みました。

打率は5%。

決して華やかな数字ではありません。

それでも、動き続ければ景色は変わります。

提案文を改善すれば採用率は上がり、60代の経験は正しく言語化すれば武器になる。

同じように画面の前で悩んでいる方に、この記録が少しでも参考になれば嬉しいです。

60代の副業としてWebライターを考えている方も、諦めなければ必ず案件は掴めます。

60代でゼロから始めた私が、それを証明しようとしています。

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